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コンデンサーマイク、って聞いたことありますか?
マイクの種類なんですけど、ライブハウスで使うのは、ダイナミックマイクと、コンデンサーマイクとが、あるんですよ。

 

ダイナミックマイク、というのは、ごく一般的なマイクです。
ライブハウスにあるマイクっていうのは、基本このダイナミックマイクだと思って、間違いありません。
有名どころだと、SHUREのSM58ですね。

あとは、楽器の音を拾う用の、SHURE SM57も超有名です。
ドラムのところに設置したり、ギターアンプの音を拾ったりします。

これらが、ダイナミックマイクという種類のマイク。

 

一方、コンデンサーマイク、っていうのがあります。
コンデンサーマイクは、ダイナミックマイクに比べて、高性能で高価格です。
ライブハウスでは、普通にハウス用のマイクとしてはあまり置いていないです。
通常は、バンドのボーカルさんがご自身で持ち込んで、使う、といった感じ。

コンデンサーマイクは高性能なんだけど、壊れ易いのに高価という、ライブの乱雑に扱われる現場にはあまり向いていないので、ハウスマイクとしては用意していないライブハウスがほとんどです。

このコンデンサーマイク、どういうものかというと、通常はレコーディングなんかで大活躍しています。
レコーディングスタジオでの録音の際には、このコンデンサーマイクを使うことがほとんどです。
音色の好みとか効果を狙ってとかで、あえてダイナミックマイクを使う場合もありますが、特にボーカルなんかはまずコンデンサーマイクだと思って間違いないです。
有名なのはNEUMANN U87とか、AKG C414とか。

あとはテレビとかラジオの収録、最近ではPodcastとかYouTubeの収音で使われるので、馴染みのある人も多いかも知れません。

コンデンサーマイクは、近接効果が得られる、とされています。
ダイナミックマイクに比べて高音域の再現性能が良く、つまり、ダイナミックマイクに比べて高音域をちゃんと拾ってくれて、人間の耳には、「あ、近くで歌ってるな」と感じられる、ということです。
一方ダイナミックマイクはコンデンサーマイクほど高音域をちゃんと拾えないので、「遠くで歌ってるな」と感じる訳です。

 

このコンデンサーマイク、高性能だけど、デリケートなんです。
マイク内部の音を拾う幕を「ダイアフラム」というんですが、これがダイナミックマイクに比べてどうしても弱いのです。

だから、ぶつけたり落としたりする可能性が高い「ライブ」の現場では、あまり使われないんです。
でも、高音域がとても良いので、個人的にコンデンサーマイクを持っているボーカルさんは結構いて、それで自分のライブの際にライブハウスに持ち込む、ということなんですよ。

そしてこのコンデンサーマイク、普通のマイクとして認識されているダイナミックマイクとは、違うんです。
って、何が違う?

実は普通のマイクであるダイナミックマイクはPAシステムに差し込めばそのまま使えるんですが、コンデンサーマイクはマイクに電気を送ってあげないと使えないんです。
だから、ライブハウスにマイクを持ち込んだら、このマイクに電気を供給する「ファンタム電源」というのを、PAシステムから送ってもらう必要があるんです。

持ち込んだら、「コンデンサーマイクです」とか「ファンタム電源をお願いします」ということをPAさんに伝えないといけません。

一方、ダイナミックマイクの場合はこういった電源などは必要なく、差し込めば使えるので、マイクの抜き差しの時にPAさんに許可をもらうだけで大丈夫です。

といったところが、注意が必要な点ですね。