うちのカクテルはちゃんと45mlで作っています
前にもFacebookでは投稿したんですけど、うちのカクテル類、例えばハイボールとかジントニックとかって、お酒を45ml入れているんです。
と言われても、よくわからないですかね(笑)?
ハイボールだと、ウィスキーを入れて炭酸を入れて、それでカクテルになりますよね。
そのウィスキーの部分を45ml入れているんですが、他店だと大体30mlなんですよ。
うちの方がお酒が1.5倍入っているんです。
例えばうちの通常のハイボールが600円なんですが、他店のお酒の量を考えると、他店が400円ならうちと同等ということです。
なぜそういうことになるのか…。
この内容って、前にもFacebookでも説明したことがあるんですけど…。
世界的に採用されている一般的なカクテルのレシピは、お酒を1ジガー入れることになっているんです。
この1ジガーが、45mlなんです。
カクテルブックに載っているレシピは、みんな45mlです。
ジントニックも、スクリュードライバーも、その他諸々も。
でもなぜか、日本のほとんどの飲食店が30mlで作っているんです。
世界基準とは、違う…。
なんと、サントリーの推奨レシピも、30mlで作る様にと書いてあるくらい。
たぶん、下戸が多い東洋人向けのレシピということで、そうなったのかな…。
多くの飲食店が、特に悪意もなく、薄いカクテルを提供しているんです。
でも、うちは世界基準の1ジガーでやっています。
薄いお酒は、出しません。
実は前に一度、30mlにして値段を安くしたこともあったんですが、また1ジガーに戻しました。
皆さんには、当店のハイボール600円と他店のハイボール400円は同等です、ということをちゃんと知って欲しいのです。
ちなみに「安居酒屋」だと400円よりももっと安いこともあるとは思いますが、30ml入っているかどうかも怪しいところです。
それと同じように、酎ハイ系もちゃんとお酒をたくさん入れていますよ。
酎ハイ系はうっす〜い店が多いみたいですが、うちはちゃんとした量のお酒を入れているんです。
うちで普通に出しているウーロンハイが、濃い、と言われたことがあります。
でもうちが濃いのではなくて、他店が薄いんです。
何回か引き合いに出しているネタですが、これまでカシスオレンジとカンパリオレンジの違いがわからなかったけど、うちのカクテルを飲んで味が違うのがわかった、という人がいました。
そう、他店はカシスもカンパリも薄過ぎて、オレンジの味に負けて、違いを感じられないのです。
これも、45mlなのか30mlなのかの違いから、の話です。
正直に、正しいレシピで出す。
お酒を薄める、なんていうことはしない。
それが、JAM SESSIONなんです。
もちろんうちよりも割安な店はたくさんあるとは思います。
居酒屋とかと比べちゃうとね。
でも、音楽系のお店とかの同業他店と比べると、うちの600円は確実に最も良心的な値段の部類だと思います。
ので、安心してたくさん飲んで下さい。
うちでたま〜にベロベロになっちゃう人がいるんですが、それって他店の「何杯」と同じつもりで飲んじゃうからかも知れません。
うちの「何杯」は、他店の1.5倍だということをちゃんと知って、気をつけないとね…。
いつもは4杯飲めるんだけど、って思ってうちで4杯飲むと、6杯分飲んでることになりますから。
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